Nintendo LaboのToy-Conガレージでアメが出るマシンなどを作ってみた件
続きです
というわけで、ニンテンドーラボ買った件の続きです。
ニンテンドーラボには「Toy-Conガレージ」というメニューがあって、ここでJoy-Conなどを制御して自分で遊びというかToy-Conというかそういうものを作れるとのことで、私はここも気になってしょうがなかったのです。
Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 01: Variety Kit - Switch
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: Video Game
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用意したもの
というわけで、何か作るためには道具や材料が必要です。
ニンテンドーラボ本編のToy-Conは道具全然いらんのですけど、自分で作るためには何かと必要です。
で、100円ショップ行って次のようなのを準備してみました。
- カッター(厚い段ボールも切りそうだったのでマジなタイプ)
- カッターマット
- カッター使っても削れない定規
- 反射テープ
反射テープについては、Joy-ConのIRカメラで読み取るのに「再帰性反射シート」が使えるということで自転車に貼るようなやつを買ってみました。
斜めから光を当てても、光の元の方に反射して帰っていくえらいやつです。
ネットでもいろいろ売られているようで、実際に使えるかどうかはわかりませんけどだいたいはいけるのではないかと思います。
あと、
- 黒の厚紙
それと家にあった、
- Amazonから届いた箱の底にたまに入っているきれいな1枚板の段ボール(ノリとかついていないやつ)
最後に、
- アメ
それと写真ありませんけど、
- 木工用ボンド
の以上です。
このいちごみるくのアメおいしいですよね。
噛む前提みたいな感じのサクサク感がいいです。
1.100円入れるとアメが出てくるやつ
というわけで、まずは一発目、100円入れるとアメが出てくるやつを作ってみたいと思ったのでやってみました。
段ボールに実際のものを置いてなんとなく設計図兼本番の下書きみたいな感じで線を引いてみました。
で、切りまして、
…で、切ったとこまではよかったんですけどいろいろ不備があったんで後から付け足したりして箱が完成。
雑誌の付録みたいな工作は好きでしたけど、一からという経験はあまりなかったのでごちゃごちゃしちゃいました。
なお、箱の後ろは作っていないので、自動的に断面図みたいになっていますけどこんな感じです。
もうちょい綺麗にやりたいんですけど、次にも作ってみたいものが控えているのです。
プログラム(?)はこんな感じです。四角いやつ(ノード)をつなぐだけなのでわかりやすい。
100円投入すると、Joy-ConのIRマーカーのすぐ近くに100円玉が落ちてIRマーカーが反応。
で、ちょっと音を鳴らしつつJoy-Conの振動でアメが坂を滑って出てきます。すぐ出てきてもつまらないので、振動開始までには1秒待機を入れてみました。
あとはおまけで最後に画面光らせたり音を出したり。
それがこれです。
アメが出るやつを作ってみた件 #NintendoLabo pic.twitter.com/Pq8FjxWOzv
— 模索する俺たち(prinkuma) (@mo3ore) 2018年4月20日
ちょっと問題としては、アメのセッティングによってはアメが滑らないことや、100円がIRマーカーに反応しないということが時々あって、100円玉がこの謎の機械に呑まれることがある。
…けど、とりあえず動いたのでおもしろかった。
まさかゲーム機でこういう遊びができるとは……。
ちなみに、このブログで動画で見てもらいたいと思ったんですけど、YouTubeに上げるのはちょっと手間がかかりそうだったので、twitterに上げて↑のように貼り付けました。
…で、普段はこのブログの更新情報しか出していないtwitterで上げたところ、すごい人数の方に再生していただいたようでやべぇと思いました。変なもの出してすみません。ありがとうございます。
2.ウェルカムボードを作ってみた件
以前、ゼルダの伝説の一番くじで「エフェクトーン」というのが出ていて、これをドアとか引き出しにつけておくと開けたときに効果音が出るってやつなんですけど、これがほしかったんですよねぇ。
というわけで、こういうのも作れるのかなと思ってやってみました。
これはプログラムの方だけでだいたい完結するんですけど、もうちょい視覚的にも訴えたいところがありましたので、黒の厚紙を切り抜いて(地味に時間かかった)、
で、ニンテンドーラボ付属の枠を使って本体に取り付けて、
プログラムの方を用意しました。
とりあえず、戸が開いたら鳴らす想定です。
IRカメラを戸に向けて置いておくので、通常時はIRマーカーが反応している状態で、戸を開けるとIRマーカーの反応がなくなる想定。
なので、IRマーカーの反応をNOTで逆転させて、画面を光らせるのと、音を鳴らすのを用意しました。
音のほうは、単純に鳴らそうとしたら何度も再生が始まって音がガチャガチャになりました。
どうにかならんのかと思って、NOTの次にカウンターを挟んでみたらうまくいって、1回だけ再生されるようになりました。
具体的には、カウンターが1になったら次に出力すると同時に、カウンターをすぐに0にリセットすることで次への出力を停止。ただし、カウンターの出力と0リセットが直接はつながってくれなかったので、間に0.00のタイマーを挟みました。
この辺、うまいやり方あればなと思いましたけどとりあえずはこれで。
出来上がりはこうなりました。
ニンテンドーラボでウェルカムボードを作ってみた件 #NintendoLabo #ニンテンドーラボ pic.twitter.com/mysXKEQv5f
— 模索する俺たち(prinkuma) (@mo3ore) 2018年4月20日
なんかシュールになった。
3.バランスをとるとアメがもらえるゲーム
で、ゲームっぽいのも作りたいってのと、Joy-Conとかの他の機能も使ってみたいと思ったのでやってみました。
内容としてはJoy-Conと、Switch本体をそれぞれ一定の傾きにして数秒ホールドできればアメがもらえるというもので、Wii Fitに入っているバランスゲームみたいな感じです。
で、ぜひともアメがほしいんですけど、前のシステムだとアメがうまくでないことも多かったので、アメ排出機構は超シンプルに刷新しました。
まずは例のAmazonの段ボールを切ってみました。
後ろはもちろん作らず、単純に取り出し口が斜めについている感じ。
で、公式の動画の中からヒントを得たんですけど、これとは別に厚紙のほうを用意して、真ん中に切れ込みをいれつつ、下2か所の角をちょっと斜めに切り落としつつ、2か所折ったやつをスタンバイ。
これにJoy-COnを差し込んで立たせまして、
上にアメを直で乗せる。
これをアメ出口のところにスタンバイさせる……と、
Joy-Conを振動させるとJoy-Conの重みで厚紙が広がって、厚紙方向にJoy-Conが倒れて、そのときにアメを前に放り投げるのでアメが出てくるという力技。
で、ゲーム部分ですけど、
随分ごちゃごちゃしてきました。
左手のJoy-Conと、右手のSwitch本体についてそれぞれ決められた角度で持つと、出力が出るので、両方の出力をANDでまとめます。
ほいで、ANDから出力がある(つまり両手とも傾きが正解している)ときは、真ん中のカウンターがグイーっと上がり続けて、それが100に達したらアメが出ます。
ANDから出力がない(つまりうまくいっていないとき)は、NOTを通してカウンターに0リセットをかけ続けるというもの。
……と文字で書くとゴチャゴチャしてしまいますけど、こうなりました。
バランスを取るとやはりアメがもらえるゲームを作ってみた件 #NintenoLabo #ニンテンドーラボ pic.twitter.com/VN2WUQa7Ft
— 模索する俺たち(prinkuma) (@mo3ore) 2018年4月21日
アメの勢いが非常に良い。
4.アメがもらえる音ゲー
もうちょいゲーム成分がほしいと思ったんですけど、出力で音を鳴らせるので音ゲーを作りたいと思いました。
アメ部分はもう前と同じくしたんですけど、プログラムがやはりゴチャゴチャしました。
とりあえず、NOTを特に入力なしに置いておくと、NOTからは常に"1"が出てきているので、それをタイマーで間隔を調整しつつ、カウンターで受けると常にカウントアップし続けるのでそれを使うとなんとかなりました。
画面表示とプログラムが同じ画面に置かれるのでどうしても線が激しくなる。
アメがもらえる音ゲー作ってみた件 #NintendoLabo #ニンテンドーラボ pic.twitter.com/Kawhret7qh
— 模索する俺たち(prinkuma) (@mo3ore) 2018年4月21日
なお、ついついアメ出口の上をデコってしまいました。
まとめ
というわけで、ニンテンドーラボでできることできないこといろいろありますけど、やろうとするといろいろできそうな感じです。
ソフトウェア(プログラム)に力を入れるもよし、ハードウェア(段ボール)に力を入れるもよし、デザインに力を入れるもよしということで、なかなか面白く楽しめました。
そういえばまだ反射テープ使ってなかったのでこっちも活用したいところです。
おわり。
Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 02: Robot Kit - Switch
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2018/04/20
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